翼状片

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検査・治療について

翼状片は、点眼薬で治療することはできません。

翼状片の程度が軽度の場合は、しばらく経過をみておいていいのですが、角膜の中央部付近にまでに及ぶと、手術しても良好な結果が得られないこともあるため、定期的に経過をみて手術を受けるタイミングを逃さないようにすることが大事です。

翼状片によりいつも目がゴロゴロする方、充血や見た目が気になる方、乱視などのために視力がだんだん落ちている方などでは手術の対象となります。

手術を行う場合は、島崎眼科の医師が手術を行っている設備のある眼科で行います。手術は外来手術(日帰り手術)で、費用は通常の手術の場合、保険適応で3割負担の場合11,000円程度です。

手術の方法

一般的には局所麻酔で行います。手術時間は状態によって異なりますが、大体30分位です。単純に増殖組織を切除しただけでは再発する可能性が高く、通常は切除した部分に正常の結膜を持ってきて縫い付ける手術(結膜弁移植)を併用します。
これにより再発率が低下すると報告されています。また、最近は糸で縫わずに生体接着剤という糊を使うことで、手術後のゴロゴロ感や充血を減らすことができるという報告もあります。

再発を繰り返す症例にはマイトマイシンCという抗がん剤の一種を使用します。この薬剤は増殖を抑える効果があり、増殖組織を切除した後に3分間塗布します。これにより再発率が低下するという報告があります。また、羊膜という赤ちゃんがお腹の中にいる時に包まれていた膜を使用することもあります。

手術後

痛みや充血、眼脂(めやに)、を伴います。痛みは2~3日でひきますが、しばらくはごろごろした異物感が残ります。充血は約1ヶ月位続きます。手術後は感染、炎症を抑えるために点眼、眼軟膏や内服等を処方致します。

状態にもよりますが、一般的に手術後に3~6ヶ月位は通院し診察を受けていただく必要があります。

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